2020-01-01から1年間の記事一覧
PS4で兼ねてからやりたいと思っていたゲームを一通り全てプレイし終えた。 元々ガッツリ系ゲーマーかというとあんまりそういうわけではなかったのに、PS4を買ってからコンスタントに楽しくゲームを遊びだしたのには理由があって、つまりは映画的な、演出偏重…
「Detroit: Become Human」は、アンドロイドが生活に不可欠になった近未来を舞台に、人間性とは何かを問いかけるアドベンチャーゲーム。高精細なグラフィックと、俳優のモーションキャプチャーによるリアルな演技、選択肢によって大量に分岐するシナリオ、そ…
(ネタバレなし) 幸いにして人を殺すことなくここまで生きてきたがそれは現実世界の話であって、ゲームの世界では随分と沢山の殺しをやってきたことに気が付いた。世界で最も評価されたゲームの一つと言っても過言ではない「The Last of Us」の続編をプレイ…
説明不要の不朽の名作、ファイナルファンタジー7をプレイしたのは高校生の頃で、それはこの作品が発売されてからもう何年も後のことだった。なんなら、当時の最新タイトルだったファイナルファンタジー10をやった「後」のことである。最新ハードのPS2に、初…
続編とは因果なものだと思う。続編とは悲しいものだと思う。続編とは難しいものだと思う。作る側も、受け取る側も、いつだって前作が念頭に置かれてしまうのが続編の宿命だが、同じことをやれば二番煎じと嘆かれるし、違うことをやれば期待を裏切ったと言わ…
朝歩いていると目の前が影に遮られて、なんだと思ってみたらトラックで、その荷台には巨大な墓石というか棺桶みたいなものが直立しており一瞬なんだか分からなかった。真っ赤に白抜きの文字で何か書いてある。飲料メーカーのロゴである。自動販売機がこちら…
「電気サーカス」という小説を読んだ。90年代、PCが普及しだすと同時にインターネット文化が興り始め、夜な夜なテキストサイトの更新に精を出していた若者たちの青春期。今でこそ、インターネットは才気活発な若者たちが華々しく活躍する場になったけれど、…
最高にやばいものを観てしまった。 ミッドサマーは「ヘレディタリー/継承」のアリ・アスター監督の最新作。元から「白夜の中のホラー映画」という斬新なコンセプトが気になっていて、予習の意味で観た「ヘレディタリー」が怖いというより面白かったので、ミ…
なんだか変な帰り道だった。 帰りの電車が途中で時間調整だがなんだかで止まって、ドアが開いたら外で誰かが光線銃を打ちまくっていた。そういう音がずーっとしていた。子供かなと思ったけど、今は夜だし、ここは駅だしなあと思ったが、電車の座席から首をひ…
月に行くなんていう突拍子も無い願いを抱えたまま死に行こうとする老人に、せめて意識の中だけでもそれが成就したように錯覚させてやろうというのが「To The Moon」の大筋の物語だ。ネタバレは伏せるが良いゲームだった。最近になってSwitchでリリースされた…
最近遊んだ「198X」というゲームは、80年代の「いつか」を舞台にした物語で、家庭環境に問題がある主人公が町のゲーセンに入り浸り、古き良きアーケード筐体のゲームに入れ込むことで現実とのバランスを取っていくという筋書きだった。たぶん。 たぶん、と曖…
心霊写真がすごく苦手だ。心霊動画や、ホラー映画や、ホラー小説はそんなに抵抗感がないのだけれど、昔から心霊写真がすごく苦手である。ただ、なぜ苦手なのかを言語化しようとすると、言葉につまる。 もちろん、十年以上前のゴールデンタイムに放送されてい…
Apple Musicで久石譲のSummerを検索すると、ちょうどこれから発売するアルバムのものが先行配信で聞くことができて、その結果、心が絶叫した。ずいぶん久しぶりに聞いたんだけれども、最初に聞いた時より、そして何年か時を経て聞いた時よりもずっと強力な音…
急に見たくなって、Amazonプライムで「ドラえもん のび太の宝島」を観たら、ドラえもんって子供向け映画だったよなあ、と疑いたくなるほど全方位向けのエンターテイメントに仕上がっていて驚く。 のび太がドラえもんの力を借りて宝探しの旅に出るという端緒…
今年の夏にはUSJにスーパーニンテンドーワールドが作られ、きっとオリンピックにも何かしらの形で噛みそうなマリオは、本名をマリオ・マリオと言うらしい。古き良き学級王の本名みたいなノリのネーミングだが一応公式とのこと。テーマパーク、国際イベントと…
昨年はなんか全体的に読んだ本が暗かった。 ビジネス書も小説もいっしょくたにまとめて、最後に上位だけ記載する方式。